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大学で気づいた世界を動かす「電気工学」の魅力
私たちは当たり前のように「電気」を使います。たとえばスマホやパソコン、車、電車など、世界中のあらゆる場所で電気は使われており、非常に便利な社会になりました。これはすべて「電気工学」のおかげと言えるでしょう。しかし、「電気」が止まってしまうと困る方は非常に多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、私が大学で電気を学んで気づいた「電気工学」の魅力を伝えます。「電気工学」の重要性をもっと広めませんか?
電気工学とは
電気工学とは、電気についてのあらゆることを研究し、応用に結びつける学問です。 具体的に言うと、電気をエネルギーとして扱い、より効果的に電気を活用する研究、電気回路や半導体について学び、実用化につなげる研究が挙げられます。 その他にも、超電導や制御・計測・新エネルギーなどの研究などがあり、地球を支える学問となっています。
電気工学の魅力その1:社会を支える実感がある
1つ目の電気工学の魅力は、社会を支える実感があることです。電気工学は、発電や送電、変電に不可欠なものです。私たちが毎日使っている車、電車、バスなどの交通機関や、パソコン、スマホ、テレビなどの家電製品にも電気工学は欠かせません。電気工学の研究では、企業と共同研究をすることがあり、研究の成果が社会でも役に立ちます。このように、電気工学は社会を支える魅力があり、それを実感できます。
電気工学の魅力その2:あらゆる業界とのつながりが見える
電気工学の魅力の2つ目は、あらゆる業界とのつながりが見えることです。「電気工学は、電気分野だけにしか活かすことができない」と思っている方は多いのではないでしょうか。しかし、電気工学は様々な分野との関わりがあります。そこで、電気工学と関わりのある業界を以下に記載します。 ・電気業界 ・機械業界 ・化学業界 ・情報業界 ・食品業界 ・建築業界 ・ゲーム業界 ・エネルギー業界 ・金融業界 など 電気工学を学ぶだけで、これらの業界に関わることができます。例えば、食品業界であれば、食品を生産する工場で電気が使われているので、工場の生産管理などの仕事があります。このように、電気工学はあらゆる業界とのつながりがある点でも、非常に魅力の分野だと言えます。
電気工学の魅力その3:未来を先に見れる
3つ目の電気工学の魅力は、未来を先に見れるということです。電気工学は今の社会を支えるだけではありません。電気を活かした新しい製品の開発をすることで、より便利な社会の実現を目指せます。例えばスマホの開発です。昔は多くの方がガラケーを使っており、画面をタップするだけで良い時代が来るとは誰も思っていませんでした。しかし、電気工学などの応用により、スマホが普及し、より便利な社会となりました。 また、現在では、AIを使った製品が開発されてきており、電気工学を学ぶと一足先の社会を感じれます。このように、多くの一般の方よりも先に将来の社会を見れるのは、電気工学者だけでの特権となります。
まとめ
電気工学は世界を裏から支えている学問です。電気工学がなかったら、スマホもパソコンも車もなく、非常に不便な社会になっていたかもしれません。電気工学を学ぶことで社会の役に立つ実感がかなり感じられます。また、電気工学ありとあらゆる分野との関わりがあり、一足先に未来の社会を見られる魅力的な学問となっています。電気工学の魅力をもっと多くの方に伝えていきましょう。
プロフィール
でんさん 国公立大学生で電気工学を専攻。 現在は大学4年生で放電・絶縁関係の研究を行っており、2020年に電験三種を取得。 また、ブログ「電験三種合格ラボ」を運営中。