現場インタビュー
四電工の若き社員3名が語り合う!ぼくらのキャリアとライフスタイル
香川県高松市に本社を置き、大阪、東京、東北、沖縄など、広域に事業を展開する株式会社四電工さま。今回は、四電工さまで働く若き社員3名に集まっていただき、現在のお仕事から今後の目標、そしてライフスタイルについて、語り尽くしていただきました。
目次
対談に参加された方のプロフィール(あいうえお順)
※2022年3月末時点での情報です二宮 慧(にのみや けい)さん
2018年4月入社。同年10月に香川支店 高松営業所 配電工事センター架空線工事課に配属、2019年3月から香川支店 高松営業所 配電技術センター 技術2課に所属。 趣味は旅行。
松下 祐哉(まつした ゆうや)さん
2019年4月入社。2019年4月に本店 営業本部 営業部営業課へ配属、2021年9月より、本店 人事労務部に所属。 趣味はフットサル、ゴルフ、釣り、ドライブ。
山下 祐司(やました ゆうじ)さん
2018年4月入社。2018年8月に香川支店 設備工事部 設備2課に配属、2019年3月から本店 技術本部 設備技術部 設計課に所属。 趣味はゲーム、ゴルフ。
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採用情報 | 株式会社四電工
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今、そして未来の四電工を支える若き社員たち
―みなさんの所属と普段のお仕事について教えてください。
二宮 慧さん(以下、二宮さん)「わたしは高松営業所の配電技術センターで、おもに配電設備の保守や設計の業務に携わっています。日々の目標は、電柱の設備点検や新規の電柱設計を通して、お客さまに安定した電気を供給することです」
山下 祐司さん(以下、山下さん)「本店の設備技術部設計課に所属している山下祐司と言います。建物の中にある空調や照明、換気などの設備の設計とその構築にかかる費用を見積もる積算がメイン業務ですが、現場検査や社内で使うシステムの改修を対応することもあります」
松下 祐哉さん(以下、松下さん)「本店の人事労務部に所属し、学生の採用をメインとした採用業務に携わっています。最近はコロナの影響を受け、対面での説明会開催が難しくなっていますが、Webでの説明会を通して四電工の魅力をより多くの人に知っていただけるように試行錯誤をしながら取り組んでいます。
技術職の山下さんは本店に所属されていますので、実際に働く先輩社員として学生との座談会に参加していただくなど、仕事でも接点が多くありますよね」
山下さん「そうなんです。松下さんの所属する人事労務部からお声を掛けていただき、インターンシップのお手伝いや、社内の若年層向け講習の講師を務めることもあります」
二宮さん「私はあまり本店に来る機会がないため、普段から二人と仕事で関わることはほとんどありませんが、今日は良い機会ですし、たくさんお話しましょう!」
働く人の雰囲気、地元の企業、社会貢献できること…あらゆる観点から魅力的に映った
―就職先として四電工を選んだ理由は?
二宮さん「4年間の大学生活の中で、なかなか『これがやりたい!』と思える仕事に出会うことができなくて。そこで、視野を広げ、より多くの企業の話を聞いてみようと思い、合同説明会へ参加。いくつかブースを回りましたが、一番印象に残ったのが四電工のブースでした。初めて訪れた時に、人事労務部の方たちの雰囲気がとても良かったからです。このときを境に、『四電工に入社したい』と強く思うようになりました。
そこからは、『自分の顔を覚えてもらったら勝ちだ!』と考え、ひたすら合同説明会で四電工のブースだけに通い、人事の方とたくさんコミュニケーションを取りました」
山下さん「僕も二宮さんと同じで、学生時代に『これだ!』という仕事を見つけられないまま、就職活動をスタートさせました。いくつもの合同説明会に訪れ、音響、車の設計など多種多様な企業の話を聞きました。そんな中でも、企業選びの軸として決めていたことは2つ。ひとつは地元である四国に本拠を構えつつ、全国展開をしている企業で、関東圏や関西圏でも働ける環境があること。そして、もうひとつが、目に見える形で残る、やりがいのある仕事をすることです」
松下さん「私も生まれ育ちが四国なので、学生時代から地元に貢献したいという思いがありました。ですから、地元を中心に全国においてインフラ整備という、なくてはならない事業を行っている四電工は、私の思いとも合致していたというか」
―四電工さまは東京や大阪などへも事業所を構えておりますし、最近では東京での採用も拡大され、都内で活躍する人も増えていると伺いました。本社は四国でいらっしゃいますが、全国各地で大規模なプロジェクトに関わることができるというのは非常に魅力的ですね。
山下さん「そうですね、地元で働きたい人も、東京や大阪などの都心部で働きたい人も、どこでも活躍できる場所があるというのは四電工の強みかと思います。
ちなみに、私は合同説明会の四電工のブースで配電工事以外にも建物内の照明、空調を扱う業務があることを初めて知ったんです。そこでさらに四電工という会社に興味が湧いて」
二宮さん「山下さんは学生の頃から、電気や機械などの勉強をされていたのですか?」
山下さん「大学での専攻は機械工学でした。建築設備工事を担う建物関係の部門は、電気工事と空調設備・衛生設備に分かれていますよね。大学で電気関係を専攻していた人は電気工事を選ぶようですが、僕は空調設備・衛生設備に興味を持ちました」
松下さん「自分から、空調設備の部門に行きたいと希望を出したんですか?」
山下さん「そうですね。希望が通った結果、大学で学んだことを業務上で活かすことができたので良かったです。
ただ、実際の業務では新しく学ぶことが多くありますし、大変ですが…。それも私にとって、非常に良い刺激になっています」
松下さん「大学で学んだことを活かせる仕事って、惹かれますよね。僕の企業選びの軸も、高校や大学で学んだ商業簿記や経営学の知識を活かすことでした。それに加え、安定性や成長力を感じられることも重要なポイントの一つでしたね。
最終的に四電工に決めたのは、事務職の場合、さまざまな部署が経験できるジョブローテーションがあったから。商業系の分野で培ってきた知識を活かせるし、配電工事は四国のみですが、建築設備工事は全国に展開されているなど、規模も大きく、安定した事業を行っている企業だったので安心して働けると思って。また、東京や大阪に進出して業務範囲を拡大しているとのことで、企業の成長力にも期待できましたし、二人の話にもありましたが、合同面接での人事労務部の方の雰囲気に惹かれたのも大きいですね」
―3人が声を揃えておっしゃる「人事労務部の方の雰囲気に魅力を感じた」というのは、具体的にどんなとことですか。
山下さん「変に堅苦しくないというか、ちょうど良い距離感というか…。社内もこんな良い雰囲気なんだろうと伝わってきましたし、この人たちと一緒に働きたい!って思ったんです」
二宮さん「そうですよね。話しやすくて、質問もしやすかったです。何度か合同説明会で話を聞きに行きましたが、ちゃんと人事労務部の方が顔を覚えてくれていたときは嬉しかったですね」
山下さん「今は松下さんがその人事労務部にいるんですもんね〜」
松下さん「ははは。プレッシャーを感じますね(笑)でも、その雰囲気をしっかり受け継いでいきたいです」
自らの新たな一面に出会い成長できる、やりがいのある仕事
―仕事を通して気づいたこと、学んだことについて教えてください。
二宮さん「設計の仕事へ、本当にやりがいを感じています。今は道路に立っている電柱の設計を担当していますが、更地の状態から電柱を配置するには、周囲とのバランスを考えなくてはなりませんからセンスが必要です。それに、ずっと残っていくものなので、作業が終わったあとの達成感は言葉では言い表せません」
山下さん「設計と現場のバランスを考えていくところが面白いと感じます。設計と現場、どちらも経験しましたが、机上では良いと思えるものでも、実際に現場ではうまく進まないこともありますし、お客さまから『そこまでのグレードを上げなくて良いので、もう少しコストを押さえたい』と言った要望が出て振り出しに戻ることもある。この仕事を通して、良いものを作ること、その地域に馴染むこと、景観を邪魔しないこと、利便性、お客様のニーズ、コスト…設計は、全体のバランスを考えながらベストな解を見つけていくことが重要だと学びました。
また、この仕事には、現場と設計間とのコミュニケーションが欠かせません。工事を進める中でどこに問題が発生したのかなど、設計に関してこまめにフィードバックをもらうことで、改善したり、質をあげたりすることができるからです。設計と現場でもっと積極的に話し合い、より良いものを作って行きたいですね」
二宮さん「私も常々、コミュニケーションの重要性を実感しています。お客さまの中には、自宅近辺に電柱が建てられることを良く思わない方もいらっしゃるので、理解を得るためにも、上手に、丁寧に説明して納得いただかなければなりません。専門用語ばかり使っていては伝わらないので、どれだけ噛み砕いて丁寧に説明できるか、第三者の視点に立って考えるようにしています」
松下さん「どの職種においても、コミュニケーションは大切ですよね。わたしはインターンシップや説明会で多くの学生と触れ合う機会がありますが、そこで、一人ひとりの学生さんを深くフォローしたり、話を掘り下げてコミュニケーションをとったりすることが好きだと感じました。実際にお話した学生さんが入社してくれたり、彼らが社内で活躍している話を耳にしたりすると、自分ごとのように嬉しく思いますし、この仕事へのやりがいを感じます」
二宮さん「業務に携わってから気づくこと、学びを得ることは多くありますよね。わたし自身、現場に出て多様なお客さまと話をしているうちに、『人と話す仕事が自分に向いているかも』と改めて気づきました」
山下さん「そうなんですよね。わたしも仕事を通して、きっちりと予定を立てて物事に取り組むことが得意だと気づかされました(笑)。もともと、時間にルーズなほうだと思っていたのですが、仕事をしてみると、この日この時間までにこれをして、いつまでにあの人と相談して…と、スケジュールをパッと考えて行動している自分がいるんです」
松下さん「仕事に取り組む中で、自分の新たな一面を見つけることができたときは嬉しいですよね」
―社内で憧れている先輩はいらっしゃいますか?また、どんなところに魅力を感じるのでしょう。
山下さん「全体像が見え、俯瞰して物事を考えることができる先輩に憧れています。今の課長はもともと、僕と同じ空調や衛生の設計を担当していたそうですが、電気についても詳しく、建物内すべてを設計できるくらいの膨大な知識を持っています。何か一部に特化した人は多くいますが、全体を見渡して考えることができる人はそうそういないと思いますので、すごいなあと感じます。
たとえば、電気と空調衛生はあまり関係がないように見えるかもしれませんが、同じ性能の空調機を付けたとしても扱う電気の電圧が違うと、トラブルが発生することもあります。私にはその辺りがまだ手探り状態ですので、先輩たちみたいに、全体を把握して仕事が進められるようになりたいです」
二宮さん「現場と設計、それぞれに尊敬できる先輩がいますが、憧れるポイントはいずれも技術力と知識力。現場の先輩は普段、努力している姿を周りに見せませんが、非常に能力が高いし、上司に言いにくいことなども率先して話してくれる頼れる存在。設計の先輩は知識が豊富で、電柱から電気を引いてくるときの方法や位置取りなど、自分では思いつかないような発想で設計しているところに尊敬の念を抱きます。私もいつか、そんな先輩たちのようになって、後輩から頼られる存在になりたい!」
松下さん「人事労務部には、自分の軸をしっかり持ちつつ、学生にとってもっともベストな方向へと導いてくれる先輩がいます。私もジョブローテーションで営業、経理などの事務仕事を一通り経験し、あらゆる知識を深め、自分の軸をしっかり構築していきたいと思います」
オフの日を味わいつくす!!3人のカラフルなライフスタイル
―みなさんは、オフの日はどのように過ごされていますか。
松下さん「私は好きなことや趣味がたくさんあるのですが、オンの日はきっちり仕事をこなし、オフの日はフットサルやゴルフなど、趣味をしっかり堪能するようにしています。オン・オフをしっかり分けることで、どちらも充実した時間を過ごすことができるんです。
また、バイクに乗るのも好きなので、ツーリングがてら香川のうどん屋さん巡りをして楽しんでいます。とくに香川県はうどん屋の店舗数が人口10万人あたり50.16軒と全国でも抜きん出ているので、飽きることがないんです。うどん屋さんは、バイクで行くと気持ちいい山の中にもあったりするので、景色を楽しみつつ美味しいうどんを食べて、元気をチャージしています」
山下さん「僕も多趣味なほうかな。ちなみに、コロナ前は松下さんと一緒にカラオケに行ったこともありますよね。
ここ最近の楽しみは、香川で3年に一度開催される『瀬戸内国際芸術祭』という芸術イベントに行くこと。国際芸術祭は作品に触れたり、体感したり、五感で楽しめる展示物が多くありますので、面白いのはもちろん、感性を高めることができるんです」
―皆さん、充実した毎日を送られているんですね。最後の質問となりますが、今後、5年、10年と時を重ね、どんな先輩社員になりたいですか。
松下さん「今は所属する部署でしっかり学ぶこと、多様な経験を積むことを大事にして、将来的には、自分なりの“こだわり”を持った先輩社員になりたいです」
山下さん「お客さまにご満足いただくとともに、会社の業績にも貢献する。二つのバランスがとれた高度な積算や設計を実現するために、日々、スキルアップしていきたいです。また、お客さまとコミュニケーションをとって、長く良い関係を築ける設計者になることも今後の目標です。
社内では、後輩をフォローできるようになって、支え合いながら仕事ができる体制を作りたい。入社から5年目を迎え、後輩も増えましたし、教える機会も増えましたから、少し背伸びしたらできるくらいの業務量をお願いするなど、みんなが成長できるよう工夫していければと思います」
二宮さん「女性社員が働きやすい環境づくりに携わっていきたいです。私が所属している高松営業所の配電部門には100人くらいの社員がいますが、女性社員はまだ2人。誰もが自分らしく活躍できるように、普段の業務に加え、女性が働きやすい環境を作っていくことも私の役割だと感じています。
仕事面では、先ほどお話した憧れの先輩のような、知識も技術も持ち合わせた人になって、自然と後輩から慕われたり、上司からの信頼を集めたりできるような人になりたいですね」
―安心・安定した環境でそれぞれの道を歩む3人。多くの経験を重ね、ステキな先輩になっていくことでしょう。ありがとうございました!