電気 × マンガ
電気工事士マンガ「転電虫」 第十九回 阿吽の呼吸?
慣れてくるとこんなにテンポがあうもので…
阿吽の呼吸?
あとがき
今回は、よく現場が一緒になる大工さんとの出来事を描かせていただきました。この大工さん、結構口調が厳しい感じの方なんですが、話をすると面白く、これまでの現場でのことなど、いろいろな話をするようになりました。 よく一緒になるということで、この大工さんの癖などもちょっと分かるようになり、 「この作業をした後は、こっちをするかな?」と、作業手順なども予想できるようになります。 作業手順は、どの職人さんでも同じように進めますが、やはり、個人個人でやりやすいようにやっていくので、手順が若干変わることもあります。 で、今回のマンガように、大きな窓枠を大工さんが運ばれていて、「こっちを持ってあげたら、大工さん楽に作業できるかな?」って、手伝ったら、休憩中にコーヒーをいただきました。 「まぁ、どの業界でも、気を利かせるって大事だぞ」って、大工さんに言われましたが、「気を利かせること」もコミュニケーションの1つでしょうか?現場で働いていると、コミュニケーションって本当に大事だなって思うことがたくさんあります。 ただ、中には手伝われることを嫌う職人さんもいるので、「手伝わないように気を利かせる」ことも、職人さんの人柄を見て判断しないといけないこともあります(これが、結構むずかしい…)。
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電気工事士マンガ「転電虫」 第二十回 ポケットあるある?
ポケットって、ついついなんでも入れてしまうんですが、その後に大変なことになってしまうんですよね。
プロフィール
貴泉(きせん)
40歳で非正規雇用の仕事を退職。その後、職業訓練校に通い、電気工事士会社へ就職。建設現場であった面白い話や出来事、愉快な職人さんや自分の失敗談などをマンガにして、ブログ「転電虫」で掲載中。取得済の資格は、危険物取扱者(乙4類)、2級ボイラー技士、第二種電気工事士、第一種電気工事士、第一種衛生管理者です。