電気業界の仕事を知りたい, 電気業界へ転職ガイド
【わたしが電気業界に進んだ理由1】普通校出身だった私が転職で電気業界へ–––「電気業界がこんなに面白いなんて!」
電気業界では、非常にさまざまなバックグラウンドを持つ人たちが活躍しています。電気について学んでいない方も、異業種の方も、誰でも輝ける場所があるんです。
このシリーズでは、異業種から電気業界へ進んだ人のストーリーを簡単にご紹介します。
目次
R・Hさんの場合
Q1. 現在のお仕事内容について教えてください。
現在は所属していた会社を退職し、自分で電気工事会社を立ち上げようと、知り合いの電気工事会社の仕事を手伝いながら資金を貯めているところです。
Q2.転職を考えたきっかけは?
普通科の高校を卒業した後、化粧品製造会社に就職しました。工場勤務だったのですが、その工場には電気設備を管理する部門があったんですね。勤務中によく、作業風景を見ることがあったのですが、その時は、「すごく難しそうな作業をしているな」という程度だったんです。
しかし、何か不具合があると電気部門の方が故障した部分を探し、稼働できるように修理している姿を見ているうちに、「なんか、かっこいいなあ…」と、興味を抱くようになって。
ふと、「転職」の2文字が頭の中でよぎる様になりました。どうすれば電気関係の仕事につけるのか、ネットでよく検索していたのを覚えています。
調べていくと、電気関係の仕事をするには、電気の資格が必要なんだということが分かりました。すべてではありませんが、求人票にも「電気工事士資格取得者」という記載が多い。
そこで、資格取得について考えたのですが、電気工学を学んだわけではないので、独学だけでは難しいと思ったんです。資格取得方法をさらに検索していると、職業訓練校に行けば電気および関連資格も取得できるとわかり、これだ!と。自分なりに今後のビジョンを明確にすることができたので、退職し、職業訓練校へ通うことにしたのです。
Q3.転職活動で決めポイントとなったのは? なぜ、電気業界に興味を持ったのか、お聞かせくだい。
電気工事会社は、資格さえあれば活躍できる場があります。私はまずそこに魅力を感じました。普通高校で電気について何も知らなかった自分が、資格を取得し、電気工事会社に入社するチャンスを得られたのは何よりも喜びでした。電気の仕事は多種多様ですが、電気工事という分野に興味を持ったのは職業訓練校の影響が大きいですね。
Q4.電気の仕事に携わる中で気づいた魅力はありますか?
電気工事の業界では必ずと言っていいほど、作業をするなら電気工事士1種、現場管理(現場監督するなら)1級電気工事士施工管理技士の資格が必要になります。この資格を持って経験を積んでいけば、学歴等は一切関係なく、自分の実力でどんどん成長していくことができるんです。
高校を卒業後に入社し、今では大きな現場を担当しながら輝いている先輩を沢山見てきました。そこまでにはもちろん大きな努力と苦労があったと思います。
Q5.電気業界で働く魅力とはなんでしょう。
電気工事はライフラインを支える仕事であり、なくてはならない仕事です。それとは逆行して、担い手が少なくなっており、これはどの業種も同じですが、人手不足が叫ばれています。
資格取得は必須ですが、そこに経験がついてくると、若い人であればこれからの時代、本当に希少価値の高い存在になれると考えています。
まずは、2種の電気工事士から始まり、それに付随する資格を取って、経験を積むことで会社に属していれば出世の道も十分開けるし、私のように会社を自分で起業するのも夢の話ではありません。仕事はたくさんあふれています!
Q6.この先チャレンジしたいことをお聞かせください。
自分が経験してきた電気工事の仕事を、今度は自分の会社を起業して活かしていきたいと考えています。世の中に必要な電気工事の仕事は絶対に必要不可欠なため、非常に価値があると思います。早く自分の会社の看板を立てたいですね!
Q7.電気業界へ興味をもっている人へ一言お願いします。
担当した現場の最終段階で、電灯の点灯試験をし、光った時のあの清々しさと満足感、そして安堵は快感でしかありません。学歴にとらわれず、実力で掴むことのできる世界。ぜひ、多くの方にチャレンジいただきたいです!
プロフィール
R・H
31歳。普通科高校を卒業後、化粧品製造会社から電気工事関係の仕事へ転職。
現在は独立を決意し、自身の電気工事会社設立に向けて準備中!