電気機器のしくみ
電気がもしもなくなったら・・?「サバイバルファミリー」から考える人の本質
もし、あなたが目を覚ました時にすべての電気がストップしていたら?
それは突然やってきた。 ある日、原因不明の電気消滅によって東京が廃墟寸前に陥る―。 ラインでチャットもできない。 Youtubeで動画も観ることができない。 Spotifyで好きな音楽も聴けない。 ググればいいけど、スマホが使えない。 スマホもパソコンも使えないなんて死んでしまいそう… 冷蔵庫も、クーラーも、電子レンジも使えないし、電車や自動車で移動さえもできない。 都心部は夜でも煌びやかで、音楽が鳴り響き、人々が集まって仕事したり、遊んだり、忙しく過ごしている。そんな環境下で毎日をアタリマエのように過ごす人びとにとって、電気のない生活はどれだけ不便なものか、想像したことはあるでしょうか。今、目の前ですべての電気がストップしたら、誰だってパニックになるはず。いろんなモノ、インフラが使えず、情報頼りの生活が一変すると、人はどのように考え、どのように生きていこうとするんだろう。 この映画のメッセージは「すべてがOFFになると、人間がONになる」。
人間の本質とは
CGなし、オールロケで撮影された同作品。だからこそ、恐怖感、喪失感、切迫感といった人間のリアルな感情がむき出しに表現されています。毎日アタリマエのように空気を吸いながら生きている私たちにとって、電気は身近なものであり、当然のように“使える”もの。スイッチをオンにすれば一瞬で灯りはともる。それがいつもの生活。 ほんの数時間の停電や断水さえも、「なんて不便なんだ」と感じる人も多いでしょう。もし、数年後、数十年後、電気が不足して、あなたも「サバイバル」な生活を余儀なくされたら…? そう思うと、すべてのライフラインが整い、なに不自由なく生活している今、この瞬間がどれだけ幸せなのかが実感できるのではないでしょうか。 自然災害が多い日本で暮らす私たちに、自然の大事さ、そして電気、ガス、水道、すべてのインフラのありがたさを教えてくれる作品です。
●映画のあらすじ●
東京に暮らす鈴木家。一家の大黒柱である父・鈴木義之は、朝、いつものように目覚し時計がなっていないことに気づく。そればかりか、冷蔵庫もテレビもスマホも家中の電気が使えない。単なる一時的な停電だと思い、会社へ向かおうとするが、電車も動いていない。ホームには苛立つ人々で溢れていた。なんとか徒歩で会社に向かうもビルの自動ドアが開かない。そしてパソコンも使えない。すぐに復旧するものだと思っていたが、1週間経っても状況は変わらなかった。そのうち水も食料もつき、生命のききを感じた鈴木一家は、自転車で東京から鹿児島へ向かう。そこで待ち受けていた生活とはー?
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