電気 × マンガ
電気工事士マンガ「転電虫」 第二回 ヘルメット
電気工事の仕事の欠かせないもの、それは安全を守るためのヘルメット。しかし慣れるまでには多少の時間がかかるようで…。
ヘルメット
あとがき
電気工事士になってから、いろいろな現場で働いていますが、結構慣れないのがこのヘルメットです。マンガでも描いていますが、とにかく視界が少し狭くなります。頭を守るためなのでしょうがないのですが、何度も頭をぶつけたり、ヘルメットに何かが引っかかり、首が「グリッ‼」ってなることもあるんですよね。
あとは、夏場が結構大変です。汗をかくことで、ヘルメットの中はサウナ状態…。
しかも、汗が眼鏡に入って、視界がさらに悪くなることも…。
他の業者さんがやっていたので、自分も今はやってますが、ヘルメットをかぶる前に、タオルを頭に巻くと全然違うんですよね。汗も落ちてこなくなるし、ヘルメットの隙間もなくなって、前後に動かなくなって、視界が結構安定します。
完成間近の建物などでは、天井などに傷を入れないように、監督からヘルメットは脱いで作業するように言われますが、その時の視界の広さと解放感は何とも言えないですね。
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電気工事士マンガ「転電虫」 第三回 ひきまわし
電気工事の仕事には、多くの道具を必要とします。この回では、通常では耳にしないとある道具がでてきます。
プロフィール
貴泉(きせん)
40歳で非正規雇用の仕事を退職。その後、職業訓練校に通い、電気工事士会社へ就職。建設現場であった面白い話や出来事、愉快な職人さんや自分の失敗談などをマンガにして、ブログ「転電虫」で掲載中。取得済の資格は、危険物取扱者(乙4類)、2級ボイラー技士、第二種電気工事士免許。第一種電気工事士試験は試験のみ合格。