転電虫が教える!第二種電気工事士試験 実技対策【工具編②】

更新日:2022.05.16投稿日:2022.05.16

必ず必要な物ではありませんが、あれば合格がグッと近づくアイテムをご紹介します。
その1は下記のリンクへ!

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転電虫が教える!第二種電気工事士試験 実技対策【工具編】

技能試験は工具がないと始まりません。しっかりそろえていきましょう!

第二種電気工事士試験 技能試験にあると便利な工具&アイテム

私が実際に使った物や、職場の先輩方から聞いた、技能試験で便利な工具&アイテムは次の5点です。 ・ ストリッパー ・ 四色ボールペン(黒・赤・青・緑) ・ 工具入れ ・ マスキングテープ ・ 絆創膏 以下より、詳しく解説します。

ストリッパー

まずは、ストリッパーです。技能試験で、ほぼ受験者全員がこのストリッパーを使って、電線の皮むきをしているのでないでしょうか(VVRは電工ナイフを使いますが)。それほど、このストリッパーは、技能試験において、必須の工具ではないかと思います。 ストリッパーには、二つのタイプがありますが、自分はどちらのタイプも使っていました。ストリッパーを作業に応じて使い分けると、作業スピードがかなり早くなります。 二つのタイプのストリッパーを使ってみた経験から、それぞれのメリット・デメリットをまとめてみました。

四色ボールペン(黒・赤・青・緑)

ストリッパー(手動型)のメリット&デメリット

メリット ・ 技能試験のすべての電線の皮むきに使えます。 ・ 電線のカットもできます。 ・ ランプレセプタクルなどに必要な、電線の輪づくりができます。 デメリット ・ 練習と本番の電線の皮むきで、長い時間使うと指が痛くなります。 ・ 自動型のストリッパーに比べると、電線の皮むきに少し時間がかかります。

ストリッパー(自動型)のメリット&デメリット

メリット ・ 手動型に比べて、電線の皮むきが早い。 デメリット ・ 手動型よりも値段が高い。 ・ 引掛シーリングなどの短い電線の皮むきがやりづらい。 ・ 手動型よりも大きいため、場所を取ってしまう。 など。 どちらもあればいいのですが、1つしか準備できないという場合は、手動型のストリッパーがあれば十分だと思います。

四色ボールペンは、複線図を書く時に使います。自分は色分けを決めておいて、練習の時から、四色ボールペンを使っていました。 ・ 黒い電線 → 黒 ・ 白い電線 → 青 ・ 赤い電線 → 赤 ・ 緑の電線 → 緑 このように、色分けを決めて複線図を書くと良いと思います。シャーペンや鉛筆だけで複線図を書くのも良いと思いますが、本番は焦ってしまったりして、電線の色を間違えて結線したりしてしまうといけないので、視覚的にも見やすい四色ボールペンをおすすめします。四色ボールペンは、100円ショップのもので十分です。

工具入れ

他の記事でも書いていますが、技能試験の作業スペースは、かなり狭く、机の上に工具を並べることができないことが予想されます。そこで、おすすめしたいのが、

このように工具を立てて入れられる工具入れです。 このようにすれば、足元に工具を置いておいて、上から工具も取りやすくなります。ただし、ストリッパー(自動型)を入れてしまうと、かなりゴチャゴチャしてしまうので注意しないといけません。

マスキングテープ

布メジャーを机に固定したり、ゴミ袋を机の横に張り付けたりすることができます。 (ゴミ袋は、技能試験の材料と一緒に配布されます。) あと、会社の同僚は、試験中に指を切ってしまった時に、マスキングテープで止血したらしいです。

絆創膏

本番の試験中は、焦ってしまったりして、いつの間にか指を切ってしまったりすることがあります。 上で書いたように、マスキングテープで止血するのもありだと思いますが、絆創膏をポケットに入れておくのが一番です。 ※絆創膏がない時や出血がひどい場合は、試験官に申し出れば、応急処置をしてくれます。

プロフィール

貴泉(きせん)

40歳で非正規雇用の仕事を退職。その後、職業訓練校に通い、電気工事士会社へ就職。建設現場であった面白い話や出来事、愉快な職人さんや自分の失敗談などをマンガにして、ブログ「転電虫」で掲載中。取得済の資格は、危険物取扱者(乙4類)、2級ボイラー技士、第二種電気工事士免許。第一種電気工事士試験は試験のみ合格。

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