第3種電気主任技術者試験の科目別合格制度における受験機会の均一化について

更新日:2022.04.21投稿日:2022.04.21

第3種電気主任技術者試験については、令和4年度から年2回実施されます。これに伴う、科目別合格制度による受験機会の均一化について、この記事ではその詳細を解説します。

第3種電気主任技術者試験の科目別合格制度における受験機会の均一化について

電気主任技術者免状を取得するために欠かせない電気主任技術者試験。電気主任技術者として選任される資格を得るための大切な試験です。 第3種電気主任技術者試験については、令和4年度から年2回実施されるようになりました。今年度は8月に上期試験、令和5年3月に下期試験が実施される予定となっております。 これまで、第3種電気主任技術者試験においては、一部の科目に合格した場合、一次試験の行われた年の初めから3年以内に限り、合格した試験科目の免除を受けることができました。 試験回数が年2回に変更されたことにより、科目別合格制度による受験回数は、初回受験を除き、上期試験(8月)を受験した場合には最大4回、下期試験(3月)を受験した場合には最大5回となり、回数が不均一となることへの懸念がありました。 受験機会を均一化するため、試験科目が免除される期間について、ある年度の1回目に行われた試験で合格した場合には、その試験が行われた年度の初めから3年以内に、ある年度の2回目に行われた試験で合格した場合には、年度の初めから3年を経過した後において最初に行われる試験の実施日の属する月までとする制度改正が令和4年3月に行われました。 これにより、令和4年度以降に受験された方は、受験する時期によらず、科目別合格制度による受験回数は、初回受験を除き、最大5回となります。

なお、令和4年度になる前に受験された方の科目別合格制度による受験回数について、令和3年度受験者は、令和5年度までの有効期間であるため、初回受験を除き、最大4回、令和2年度受験者は、令和4年度までの有効期間であるため、初回受験を除き、最大3回となります。 電気主任技術者試験に関するお問合せについては、電気事業法に基づく指定試験機関である一般財団法人電気技術者試験センターまでお問合せください。

お問い合わせ先

一般財団法人 電気技術者試験センター

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