電気業界用語辞典
電験三種とは
「電験三種」の説明
電験三種
電験三種とは、「第三種 電気主任技術者試験」という資格の略称です。 電気主任技術者の資格を取ると、電気設備を安全に使用するための保安・監督業務を行うことができます。主な仕事内容は、定期的な点検や検査などです。電気配線や電気機器に異常がないか確認や施設の電気設備が正常かどうかの試験をしています。 電気設備の保安・監督は、国家試験を合格した電気主任技術者のみしか行うことができない「独占業務」です。そのため、電気主任技術者は社会的ニーズ高く、安定した収入が見込まれます。 試験内容はマークシート、5肢択一方式で、理論・電力・機械・法規の4科目を3年以内にすべて合格することで資格を取得できます。受験資格は特になく、だれでも受験することのできる資格です。 しかし、幅広い知識が求められるため、合格率は8.3%(令和4年)ととても低く、難関と言われる資格の一つです。