電気 × マンガ
電気工事士マンガ「転電虫」 第二十二回変身!?
子どもも大人も落書きってやめられない・・。ですよね?
変身!?
あとがき
よく現場では墨(目印)出しを行います。壁(石膏ボードや木の板)のできるところに、スライドボックスなどを柱に固定し、電線をそこに入れておきます。大工さんが壁を作った後に、スライドボックスのあった位置の石膏ボード等に穴をあけます。その時に、どこにスライドボックスなどを固定したかが分かるように墨を床などに書いておきます。 地域や会社などで墨の書き方は違うと思うのですが、時々これを書き忘れて、ボックスアッター(金属探知機)のお世話になることも…。だいたい、墨の書き方は「コンセント」や「スイッチ」、「テレビ」などの器具と、床からの高さを書くようにしています。で、ある新築住宅の墨出しをしていた時のこと。 コンセントやスイッチなど墨出しをして、大工さんが壁を貼っていたのですが、次の日に現場に行ってみると…。 コンセントマークがブタさんに♪ 大工さんに、 「コンセントマークがブタさんになってるんですが?」って聞いたら、「コンセントがおいしい物でも食べてブタになったんじゃないの?」っと言っていましたが、犯人は確定しました♪まぁ、こんな悪戯なら面白いので(マンガのネタにもなるし)、全然OKなんですが♪ ただ、昔はひどい悪戯というか、嫌がらせもあり、ワザと電気屋さんのボックスの中にゴミやコンクリートを入れてたりすることもあったようです。今ではそんなことをする職人さんもいなくなってますけどね。
プロフィール
貴泉(きせん)
40歳で非正規雇用の仕事を退職。その後、職業訓練校に通い、電気工事士会社へ就職。建設現場であった面白い話や出来事、愉快な職人さんや自分の失敗談などをマンガにして、ブログ「転電虫」で掲載中。取得済の資格は、危険物取扱者(乙4類)、2級ボイラー技士、第二種電気工事士、第一種電気工事士、第一種衛生管理者です。