電気の資格のアレコレ
【電気の世界はおもしろい!】電気工事士の資格を取るとこんなことができる
「電気工事士の資格を取ると、どんなことができるんだろう?」
私たちの生活には、家電が多く使われています。実際にどこからどこまでを対応できるのか、写真つきでわかりやすくご紹介します。
身近な電気工事にはどんなものがある?
「第二種電気工事士免状を取得すると自宅の電気設備を触ることができる」といわれていますが、照明器具の蛍光灯をLED照明やシャンデリアに変更したり、コンセントやスイッチなどを交換できたり、技術さえあれば、新しくエアコンを設置することも可能だったりします。 ただし、エアコン用のコンセントの追加工事が必要になった場合は、事前に契約の電力会社に相談や申請が必要な場合も。追加工事や照明器具・コンセントの設置場所の移動については注意が必要なこともありますし、電気工事は一歩間違えると火災など事故につながるため、正しい知識と技術を身につけたうえで作業することが重要です。
電気工事士の資格がなくてもできること
電気工事は基本的に、資格がなければ自宅も触ることもできない慎重で特殊な工事ですが、資格が無くても、軽微な作業はすることができます。ここでは電気工事士でなくてもできる作業をご紹介しましょう。
①スイッチやコンセント・ソケット等に、コードやキャブタイヤケーブル(電気を通したまま移動可能なケーブル。掃除機のコードなどが例。)を接続する
②ナイフスイッチ(銅合金などでできた極板を電極に差し込むことで通電するスイッチ)や箱開閉器(箱型のスイッチ)などにコードやキャブタイヤケーブルを取り付ける作業。
③ヒューズ(必要以上に大きな電流が流れた時に導線が切れて機器を守る線)の取り付け、交換する作業
④チャイムやインターホンに電気を供給する小型変圧器において、チャイム側の電線の接続や壁などに留める作業。(変圧器に電気を送る側の接続作業は電気工事士が行う)
⑤電力量計(スマートメータ)の取り付け、取り外し作業。 設置作業は、電力会社の計器で電力会社の責任で電力会社の認定を受けた人がするが、取り付けや取り外しのみならば資格がなくても可能。
⑥電柱を地面に埋める作業や、電柱に電線を固定するための腕木を取り付ける作業。 (腕木に電線を固定するのは電気工事士が行う)
⑦電線を地中に埋め込むための管などを埋める作業 (管に電線を挿入する作業は電気工事士が行う)
電気工事士でなければできない作業
③ヒューズ(必要以上に大きな電流が流れた時に導線が切れて機器を守る線)の取り付け、交換する作業
④チャイムやインターホンに電気を供給する小型変圧器において、チャイム側の電線の接続や壁などに留める作業。(変圧器に電気を送る側の接続作業は電気工事士が行う)
⑤電力量計(スマートメータ)の取り付け、取り外し作業。 設置作業は、電力会社の計器で電力会社の責任で電力会社の認定を受けた人がするが、取り付けや取り外しのみならば資格がなくても可能。
⑥電柱を地面に埋める作業や、電柱に電線を固定するための腕木を取り付ける作業。 (腕木に電線を固定するのは電気工事士が行う)
⑦電線を地中に埋め込むための管などを埋める作業 (管に電線を挿入する作業は電気工事士が行う)
電気工事士でなければできない作業
⑤電力量計(スマートメータ)の取り付け、取り外し作業。 設置作業は、電力会社の計器で電力会社の責任で電力会社の認定を受けた人がするが、取り付けや取り外しのみならば資格がなくても可能。
⑥電柱を地面に埋める作業や、電柱に電線を固定するための腕木を取り付ける作業。 (腕木に電線を固定するのは電気工事士が行う)
⑦電線を地中に埋め込むための管などを埋める作業 (管に電線を挿入する作業は電気工事士が行う)
電気工事士でなければできない作業
⑦電線を地中に埋め込むための管などを埋める作業 (管に電線を挿入する作業は電気工事士が行う)
電気工事士でなければできない作業
電線に関連する作業は電気工事士免状を取得した電気工事士のみが作業することができます。
①電線と電線を接続する作業
②器具に電線を結線する作業
③電線を壁や柱などに固定する作業
④電線管に電線を挿入する作業
③電線を壁や柱などに固定する作業
④電線管に電線を挿入する作業
*下のような工事は全て電気工事士が作業を行います。
まとめ:資格を取るとこんなことができるようになる!
電気工事士になると、自宅の電気に関する作業をすべて自身の手で行うことができます。自宅の玄関やトイレの照明のスイッチを熱線式自動点滅器に交換して人が近づくと照明が自動点灯するように変更したり、リビングの照明器具をシャンデリアやLED照明に交換して部屋の雰囲気を変えたり、宅地内にある物置や車庫への照明器具やコンセントの設置工事もできます。(事前に電力会社と相談が必要な場合があります)。 電気工事士になるとできることも増え、自分の世界も広がります。この記事を読んで、少しでも興味を持っていただければ幸いです。
プロフィール
TAC電気工事士講座 三原 政次(みはら まさじ)講師
1950年鹿児島県生まれ。東芝テクノネットワーク(株)を経て「オフィスみはら」として電気工事や家電製品についての講師業を開設。現在は大学非常勤講師、企業講師としても活躍中。