電気業界の仕事とは?
知られざる技術者の世界 ー 日本のインフラを守る電気工事士の仕事
一般家庭から商業施設まで、電気工事を一気に担う電気工事士。現場での電気設備の竣工だけじゃない、彼らの仕事の魅力を公開。
ニッポンを支える職人はカッコイイ!
稼げる職人は年収●千万!? 親方はランボルギーニに乗っている!? そもそも職人ってモテるの!? 現役職人400人に聞いた、知られざる職人の世界を大公開! 巷にあるイメージを払拭し、「カッコイイ・稼げる・可能性がある」の新3Kな世界をとくとご覧あれ。
電気工事士の実態調査
身近にあるコンビニも、牛丼屋さんも、タピオカミルクティーのお店も。 ビル、工場、商店、一般住宅にまで、あらゆる建物の電気設備の安全を守っているのが電気工事士です。 現場での電気設備の施工だけでなく、各種図面を作成するのも彼らのオシゴト。工事の内容によって、一定の資格のある人でなければ、電気工事を行ってはならないことが、法令では決められている専門職となるため、電気工事士という国家資格を取得しなければなりません。 資格には、第一種電気工事士と第二種電気工事士の二種類があり、それぞれ自家用電気工作物または一般用電気工作物の工事に関する専門的な知識と技能が必要です。 第一種:第二種の範囲と最大電力500キロワット未満の工場、ビルなどの工事に従事できます。 第二種:一般住宅や店舗などの600ボルト以下で受電する設備の工事に従事できます。 また、太陽光発電設備や携帯電話の基地局の設備なども仕事の範囲。電気は人々の生活に欠かせないものであるため、活躍の場も非常に広いのが特徴です。
自然災害時の頼れるミカタ!
仕事のやりがいは 「歴史に残るような建築物に携わることができる」 「現場での状況が異なるので毎回が新鮮!」 「最終検査を通過すると達成感がある」 などさまざま。 さらに災害が多い日本では、災害時にライフラインが使えなくなってしまうことがあります。このとき、電気の復旧にいち早く当たるのが電気工事士です。電気は水やガスに比べて復旧が早いため、被災された方たちを真っ先に安心させてあげることができますし、灯りがともるだけで心がほっとしますよね。また、大規模な災害で現地の電気工事士が対応できない場合、全国各地の技術者が応援に向かいます。まるで戦士のように。電気工事士は、日本で暮らす人たちの心に安心の光を灯している、素晴らしいオシゴトなのです。 知られざる「電気工事士」のオシゴト(全日本電気工事業工業組合連合会)
知られざる「電気工事士」のオシゴト
電気工事の資格 ・第一種電気工事士 ・第二種電気工事士 ・認定電気工事従事者
電気工事士になるには?
一般的には高校や専門学校、大学卒業後に試験を受けて資格をとる人が多いよう。資格を取得したら、電気工事会社、電気設備工事会社、電力会社、工務店などに就職し、現場や社内で経験を積みながらさらなる資格取得を目指します。 未経験であっても、就職後に後から資格を取得できるのも大きなポイント!
求められる能力
電気工事に関する専門知識のほか、手先の器用さ、効率よく仕事をこなすスピードも求められます。
資格試験に関して(お役立ち)
試験日程のご案内 | ECEE 一般財団法人電気技術者試験センター
一般財団法人 電気技術者試験センターのホームページにて試験日程などお知らせしています。