電気業界の仕事を知りたい, 電気業界へ転職ガイド
【わたしが電気業界に進んだ理由2】アパレル業界から将来を見据えてビル管理へ。長く勤め勤められる場所を探して電気の仕事に興味を持った
電気業界では、非常にさまざまなバックグラウンドを持つ人たちが活躍しています。
このシリーズでは、異業種から電気業界へ進んだ人の転職ストーリーをご紹介します。第二弾はアパレル業界から電気のお仕事に興味を持ったKeitaさんです。
目次
Keitaさんの場合
Q1. 現在のお仕事内容について教えてください。
現在、ビル管理会社で設備管理や電気や空調、水質の点検、異常があれば修理を手配するなどしています。また、テナントやオーナーからのクレーム対応や24時間体制での設備監視ほか、トラブルが発生した場合は即座に対応します。これらの業務を通じて、日々、安全で快適な建物環境を守っているんです。
Q2.転職を考えたきっかけは?
私は、結婚を機に転職を考えました。もともと、洋服が好きだったので、大学ではファッションを専攻し、卒業後はアパレルブランドの販売員になり、仕事にまい進する日々を送っていました。しかし、20代後半に差し掛かり、当時、お付き合いしていた女性との結婚を決意。ファッションは好きですが、アパレル業界は景気に左右されやすく、給与についても決して良い方だとは言えません。そこで、結婚後のことを考え、安定した仕事に就きたいと思ったんです。
Q3.転職活動で決めポイントとなったのは?
転職活動の軸においたのは「安定して長く続けられる」仕事に就くことでした。長く続けられるということは、今後も必要不可欠になるもの。そこで真っ先に思いついたのがインフラにかかわる仕事でした。インフラといえば、電気、ガス、水道。その中でも電気に興味を持ち、電気業界の求人を中心に探しました。
現職は「未経験可・電気工事士の資格支援制度あり」というポイントにひかれ、エントリーしました。業界の知識もなく、未経験で資格も保有していませんでしたが、熱意と将来性を見ていただき、無事、採用が決定。建物やインフラに関わる仕事が今後なくなる可能性はほぼ皆無です。長く安定的に働ける点も、この業界に転職を決めるポイントとなりました。
Q4.お仕事を通して電気に携わる中で気づいたことはありますか。
現在の仕事を通じて、電気は私たちの日常生活に欠かせない存在だと再認識できました。私の業務は、ビル内の電気設備を点検したり、異常があれば修理を手配したりすることですが、自分の手で作業をすることで、安全の重要性を改めて肌で感じることができるんです。特に商業施設では、電気が止まれば営業にも大きな影響が出るため、迅速な対応が求められます。
また、資格を取得したり、技術を磨いたりすることで、より電気の安全を守れることを実感できましたし、自分の知識や技術の向上が自信ややりがいにもつながっています。電気をはじめ、インフラを支える仕事は、人々の暮らしを守っていることを実感できるのもやりがいにつながっています。
Q5.現在のお仕事の魅力を教えてください。
ビル管理の仕事は電気や空調などの知識を学んだり、資格を取得したりする機会があります。設備の異常に素早く対応する場面では、自分の判断力や技術力が活かされますし、建物内の快適な環境を維持することで、テナントやオーナーから感謝されることも多く、やりがいを感じますね。日々の努力が目に見える形で反映されるのも、この仕事の魅力の一つです。
Q6.この先チャレンジしたいことはありますか。
今後は、さらに高度な資格取得にチャレンジし、より専門性を深めていきたいと考えています。目標は第三種電気主任技術者の資格。資格をとって、トラブル対応の技術を向上させたりしたいです。
また、建物全体の管理業務を統括できるポジションを目指し、効率的な管理方法を模索しながら、建物の運営コスト削減に貢献したいと思っています。技術力と管理能力の両面を磨き、チームの中心的存在として成長を続けていきたいです!
Q7.電気業界へ興味をもっている人へひとことお願いします。
電気業界は、専門知識や技術を活かして社会に貢献できる魅力的な分野です。私自身も、電気設備の修理やトラブル対応を経験したり、資格を取得したりする中で成長を実感しています。
努力次第で大きな成長が期待できる業界ですから、少しでも興味のある方は、関連する資格の取得を目指したり、求人を検索したりするところから始めてみてはいかがでしょうか。
プロフィール
Keita Ueno
大学卒業後はアパレル販売職に従事。その後、結婚を機にビル管理業界に転職。自分が気になることは徹底的に調べなきゃ気がすまないたち。
SNS https://x.com/KIT11637970